2020年10月02日 17:03

ハイジ・インターフェイスとUNNeutralは、聴覚を拡張するアクセサリー「KIKIMIMI(キキミミ)」を共同で開発し、「国際音楽の日」にあたる10月1日にオンライン販売を開始した。
「KIKIMIMI」は、「聴く」意識を高め、耳の感覚を研ぎ澄ますことを目的としたアクセサリー。ポリプロピレン樹脂でできたシートを折り紙のように折って留めることで組み立てるため、軽量で持ち運びやすく、手軽に携帯しやすい形状となっている。着用すると「両手で耳を覆ったような形」となることから、特に顔の正面からの音にフォーカスされ、何も付けていないときよりも話し声や音楽などが聞き取りやすくなることが特徴だ。
当初、音楽ライブや野外フェスなどの会場で販売することを想定していたが、コロナ禍において音楽イベントが相次いで中止となる中、「隣にいる人のつぶやきに耳を傾ける、今まで気が付かなかった音に耳を澄ます」といったイメージから改めて商品コンセプトを見直し、着用時のルックと「聞き耳」を立てる様子から商品名を「KIKIMIMI」と命名。目の前の音に集中して向き合いたいときや、特定の音楽や会話をよく聞きたいときに着用するアクセサリーとしてのポジショニングを検討した。
利用シーンとしては、自宅で映画や動画サービスを集中して楽しみたいとき、リモートワーク時のオンラインミーティングで相手の声をよく聞きたいとき、屋外やキャンプ場などで鳥や虫の音を探したいとき、家庭内における高齢者の聞こえの補聴としての利用など、様々な場面で「聞き耳」を立てたい瞬間での利用を想定している。