2020年09月28日 18:20

ATELIER MUJI GINZAは、10月16日~2021年2月21日まで、Gallery2にて「動詞の森 「MUJI IS」を携えて 展」を開催する。
無印良品は、資本の論理が過剰に先行する消費社会へのアンチテーゼを掲げ、1980年の日本に誕生した。本展では、無印良品誕生から40年を迎えた2020年に出版した書籍「MUJI IS 無印良品アーカイブ」と連動し、本書で取り上げた15の動詞とともに商品や活動を紹介する。この本を携えて、動詞の森を散策することができる。
ものが生まれるとき、動詞が息づく。むじるしりょうひん。四文字熟語のような漢字になれてもらうことから始まって、EU、アジアの国々など世界のMUJIへと発展した無印良品。その実態は日々の生活に役立つものたちの集積、それ以上の何ものでもなく、より感じのいい生活の基本を支えることを旨としている。40品目から始まって 2020年という区切りの年に40回目の誕生日を迎えるにあたり、今や7000余を数える品々の生存理由を点検する作業を始めた。無印良品の一品一品がどういう思いでつくられたかを「動詞」で整理することができる。ものの成り立ちに無印ならではの理由があり、その理由は動詞に基づいている。つくる側から使う人への思いやアイデアを動詞で表現すると無印良品の全体像が浮かび上がると考えた。
「動詞の森「MUJI IS」を携えて 展」は、10月16日~2021年 2月21日開催。会場は無印良品 銀座6F ATELIER MUJI GINZA Gallery2。入場無料。