2020年09月28日 16:51

ハウスコムは、日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の、先進的な文書情報マネジメントシステムを導入し顕著な効果を出した企業・団体を対象とする「第14回JIIMAベストプラクティス賞」を受賞した。

同社では、以前より不動産業界における従来型のアナログな業務プロセスに対して危機感を抱いており、2015年よりオンラインでの接客・内見をスタートした。2017年に本格運用開始となった賃貸取引に係るITを活用した重要事項説明(IT重説)も当初より積極的に実施し、対応実績では業界トップクラスとなる。

また、2019年4月からは社内で「ペーパーレスプロジェクト」を立ち上げ、データマネジメント支援サービスを提供するボウラインマネジメントの助言を受けながら社内文書の電子化や事務処理のデジタル化、また、不動産仲介業者として不可欠となる契約関連データなどのデータ保全推進に取り組んでいる。

今回の受賞は、「『アフターデジタル時代の不動産事業者』実現のためのオープン・サービス・イノベーションの実施と、それに伴う文書の電子化とデータ保全の推進」をテーマとして、接客・内見・IT重説から契約更新までの部屋さがしにおける一連のプロセスにおいて、不動産業界では難しいと言われていたオンライン化に取り組み「新しい部屋さがしの形」をリードしてきたこと、さらに新型コロナウイルス感染拡大によるニューノーマルの到来を契機にこれらをさらに促進していったことが評価された。なお、不動産業界としては初の受賞となる。

ハウスコム / JIIMA