2020年09月25日 18:49

大和ハウス工業とナスタは、住宅業界として初めて、戸建住宅向け据え置き型ダストボックス「D’s stocker(ディーズストッカー)」を共同開発。大和ハウス工業が10月1日より全国で発売する。今後同社が開発・販売する戸建分譲住宅に採用するとともに、注文住宅を建設する人にも積極的に提案する。
新型コロナウイルスの影響により新しい生活様式へ変化し、日用品などの買い物だけでなく、食事も外食を控えデリバリーや自宅で料理をする機会が増加したことにより、段ボールやプラスチック容器などの家庭でのごみの量が昨年に比べ、約10%増加している。日本コカ・コーラ「ゴミの分別に関する意識調査2020」によると、約70%の方がごみの分別にストレスを感じていると回答。また、半数以上が外出自粛前と比べ、「名もなき家事」の存在を実感し、負担を感じているという結果がでている。そのような中、両社は巣ごもり消費による家庭ごみの増加に伴う「ごみストレス」について解決するため、住宅業界初の戸建住宅向け据え置き型ダストボックス「D’s stocker」を共同開発。「ごみを保管するスペースがない」「家で過ごす時間が増えたので、家の中にごみが多いとストレス」などの人の困りごとを解決し、新たな住まい方を提案する。
「D’s stocker」は10月1日発売。小サイズ 3万円、大サイズ 4万円(税別・施工費別途)。