2020年09月25日 12:20

カヤックと山口不動産は、大塚駅周辺でのコミュニティ通貨(地域通貨)サービス「まちのコイン」の導入を10月1日から開始する。

人と人とを仲良くするコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」は、2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択され、現在同県小田原市で導入されている他、10月11日に福岡県八女市での導入が決定。これまで自治体が主体となりSDGsの自分ごと化やコミュニティ活性化などに「まちのコイン」が導入されてきたが、大塚では民間企業が主導する初の試みとなる。

大正時代から粋な花街として賑わった大塚では、今でも大手チェーン店に限らず、個性的な個人商店が集まり、昔の面影を残している。大塚に本社を置き、70年余りの歴史を持つ山口不動産では、こうした新旧が交じりあう大塚の魅力を地域内外に発信し、大塚の賑わいにつなげたいと考え、「まちのコイン」の導入を決定した。

大塚での「まちのコイン」の単位は「むすび」。「まちのコイン」は、使うにも、もらうにも「人と人とがつながる」設計をしており、自然と人と人が仲良くなるコミュニティ通貨サービスだ。例えば、店舗で「初入店であなたをイメージしたオリジナルのお酒をつくります」や「店内で初めて知り合った人におごれます」といったチケットを「まちのコイン」で提供することで、新規顧客の獲得に加え、お店のファンを増やすことも期待できる。

エリアは大塚駅周辺。開始日は10月1日。

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