2020年09月23日 09:40

大阪府住宅供給公社は、高齢者見守り支援サービス「公社のみまもり 『ミマリオ』」を、公社賃貸住宅入居者向けのモデル事業として9月より調査モニターを募集し、順次サービスの提供を開始する。

「ミマリオ」は、賃貸住宅入居者の急速な高齢化の進行に対応するため、IoTネットワーク「Sigfox」と振動センサデバイスを活用した新しい高齢者見守り支援サービス。「シンプル・安心・安価」をコンセプトに、高齢者が住み慣れた地域・住まいで安心して暮らし続けられることを目的として開発された。高齢者が感じる「監視されているようで嫌だ」、「機器の操作がわずらわしい」という抵抗感をなくし、離れて暮らす家族がゆるやかに見守ることができる、双方が安心できるサービスとなっている。

「ミマリオ」は、部屋のドアや冷蔵庫のドアなど、日々の生活で開閉するドアに取り付けるだけ。充電不要で3年以上の稼働を実現。設置後はメンテナンスも不要だ。日々の生活確認がメールで届くので、親族等見守る側の不安が軽減される。

対象者は、公社賃貸住宅に住む原則65歳以上の世帯(先着50世帯)。モデル実施期間中にモニターからのアンケート調査を実施し、改善点など意見を踏まえながら、今後すべての公社賃貸住宅入居者がサービスを永続的にご利用できるよう、本格実施に向けて検討を行う。

費用は月額385円(税込)。実施期間は9月1日~2021年1月31日。

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