2020年09月23日 09:30

アールオーエヌが運営する世界中の昆虫食を販売する通販サイト「BugsFarm(バグズファーム)」は、「昆虫コーヒー」を9月19日より発売開始した。
昆虫食活動家のかずきさんは、奈良県の現役大学生であり、昆虫食の普及活動を行っている昆虫食YouTuber「昆Tuber」。かずきさんの「昆虫食の普及のための商品の象徴となるようなものを作りたい」という熱い思いに共感したのは、全国4位のコーヒー焙煎士であり、大阪の実力店「sanwa coffee works」の店主の西川隆士さんだ。昆虫を使ったコーヒーを日本で初めて商品化するために試行錯誤を行い、たどり着いたのがフタホシコオロギの粉末を贅沢に20%配合した「コオロギコーヒー」だった。開発費にはクラウドファンディングを利用し、多くの人に支持され目標額も達成。2人のこだわりと試行錯誤が詰まった本格的な昆虫コーヒーが、満を持して販売開始となった。
「昆虫コーヒー」開発の目的である「コオロギを引き立たせる」という目的を重視したいと考えたどり着いたのが、酸味・苦味・コクなどのバランスがよい「ブラジルサントス種(シングルオリジン)」。こだわりのコーヒー豆を丁寧にハンドピック・こだわりの直火式焙煎機を使用し丁寧に焙煎。しっかりとしたコオロギフレーバーが際立つコーヒーブレンドが誕生した。ローストされたコオロギが持つ香ばしさ、風味を存分に生かしたオリジナルブレンドとなっている。
価格は「中挽き100g」2000円、「ドリップパック1袋12g」400円(すべて税込)。