2020年09月14日 16:39

クラウド郵便管理サービス「atena(アテナ)」を提供するN-Technologiesは、Coral Capitalを引受先としたJ-KISS型新株予約権方式による2,500万円の資金調達を実施した。2019年1月に創業以来初の資金調達となる。
また、9月14日(月)より「atena」に組織管理機能などの法人向け機能を拡充し、リニューアルスタートする。「atena」導入・問合せ企業の拡大に伴い、開発・オペレーション体制の強化を図るとともに、調達資金で更なるセキュリティや機能の拡充を行い、年内に導入企業数500社を目指す。
「atena」は、郵便の管理を全てお任せできるクラウドサービス。郵送物の受け取りや、管理・スキャンニング・不要な郵便物の処理など手間がかかる作業を全てシステムで一元管理する。機能リニューアルでは、社員一人一人にアカウントを発行し、「いつ」「誰が」郵便物を操作したか確認することができるアクティビティ機能を搭載。また部署や部門を設定することで、自動で「atena」が郵便物を該当のチームに振り分ける。
さらに「権限管理機能により、郵便物の内容データ閲覧権限をユーザーごとに細かく設定することが可能。ユーザーがアクセスできるチームも制限できるため、大規模な組織での利用でもリスクを減らしつつ、効率化が可能になる。今後は導入企業の拡大だけでなく、企業と積極的にシステム連携や実証実験を進めていく。