2020年09月10日 17:34

発酵食メーカーとして味噌・醤油・甘酒・魚醤などの製造を手がけるヤマト醤油味噌は、麹菌、酵母、乳酸菌の3つ全てを摂ることができるペースト状の調味料「醤油もろみ」の販売を、9月11日(金)より開始する。

「醤油もろみ(540円/200g・税込)」は、醤油の香りと味わいが凝縮された、新しい調味料。じっくり発酵・熟成した醤油もろみを裏ごしし、お漬物やスープ、鍋物にも使いやすいようペースト状に仕上げた。容器には少量から使いやすいソフトボトルを採用。麹菌、酵母、乳酸菌の3つの菌を、自然に摂ることができる。

醤油もろみは、醤油(液体)と醤油かす(固形分)を分離する前のもので、いわば醤油の素。従来の醤油に比べ濃厚で芳醇な香味を誇るが、保存や衛生管理の困難さから、これまで商品化することができなかった。しかし今回のコロナ禍において研究開発に時間を費やし、食感の改善をはじめ、新たな殺菌技術の活用や保存性の高いボトルの採用により商品化に成功。醤油職人だけが知っていた味と香りを、日本全国に届けられるようになった。ペースト状でどんな料理にも合わせやすい醤油もろみは、料理の幅を大きく広げる。

本品は加熱殺菌済みで、加熱殺菌された状態の菌体を食べることもヤマト醤油味噌ではおすすめしている。なお、ヤマト醤油味噌が運営する会員制食堂「発酵食美人食堂」では、醤油もろみを使ったメニューを提供中。詳しくはこちら