2020年09月09日 17:46

AnyMindと全日空商事は、この度共同で日本国内における空港のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、デジタルOOH(デジタル屋外広告)を活用した空港施設内の新たな広告の可能性を創造する事業を展開することとなった。本事業の第一弾プロジェクトとして、羽田空港利用客向けの広告媒体「HANEDA ダイナミックアドビジョン」の運用(広告配信)を、10月より開始する。
一般的に空港施設では大型の広告も多く、かつ24時間体制で稼働していることからビジュアルの交換に当たっては多くのコストと時間が必要だった。そこで今回デジタルサイネージを採用し、従来のオフライン広告をオンラインに繋ぎ込むことで、容易に表示内容の切り替えすることが可能となり、時間帯を選んで様々な形式で配信を行うことが可能となった。
また、今回ローンチするデジタルOOHでは、デジタルサイネージモニター上部に設置したカメラで空港利用者の目線を追うことで、サイネージに表示された広告画像(静止画、動画)を視認した割合(視認率)、見た人がどんな属性なのかを独自技術で解析を行うことができるようになる。
これにより、リアルタイムなクリエイティブの選択が可能となり、空港利用者の関心度の高い広告コンテンツを届けられるようになった。各種情報を基に興味関心の度合いやユーザーリーチの把握、広告クリエイティブごとの効果の可視化等ができるため、実際の空港利用者の反応をフィードバックし、次回以降の施策への活用が可能となる。