2020年09月09日 13:20
サガミホールディングスは、7月28日、イタリア・モデナ市にSAGAMI Modena店を出店した。
今年創業50周年を迎えた同社は、「和食麺処サガミ」「味の民芸」「どんどん庵」などの和麺レストラン業態を中心に、飲食店を運営。グループ全体で国内252店・海外5店を展開している（8月31日時点）。
今回出店したモデナ市は、ミラノ市から南東へ約160km、イタリア北部エミリア＝ロマーニャ州に位置する都市。特産品としてバルサミコ酢が有名であり、高級スポーツカーメーカーとして知られるマセラティが市内に、自動車レースF1世界選手権で有名なフェラーリが郊外に本拠を構える、歴史ある地域だ。同社としてイタリアで2店舗目の出店で、海外初のフランチャイズ店舗となる。料理は、1号店Milano Centrale店の人気メニュー「豆乳坦々うどん」、「とんかつ丼」、「醤油とんかつ丼」の他、豊富な一品料理と日本酒をはじめとしたアルコールを用意し、ゆったりと食事を楽しめる空間づくりとしている。
同社は、2018年12月に合弁会社SAGAMI ITALIAを設立し、イタリア1号店として、ミラノ中央駅前に直営店を出店した。今回の2号店出店を受けて、既に新規フランチャイズ希望の問い合わせが複数あり、今後はメニューのライセンス契約での展開も視野に入れながら、合弁パートナーGL GROUP ITALIAとの協力関係のもと、イタリア国内での事業を推進していく。
