2020年09月08日 11:52

ミスミグループ本社は、生産設備や生産装置用部品の3D-CADデータライブラリーソフト「RAPiD Design(ラピッドデザイン)」を9月7日にフルリニューアルした。
ミスミは、ものづくり現場で必要とされる機械部品や工具・消耗品などをグローバル30万社以上に販売。製造機能を持つメーカーと、他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ。「RAPiD Design」は、3D-CADソフト「SOLIDWORKS」と連携する設計者のためのアドオンソフト。FA用メカニカル部品を450万点収録した3D-CADデータライブラリーで、部品選定、CADデータ入手から見積もりまでCAD上で完結する。同ソフトは無料で配布、現在、日本や中国、韓国、台湾、北米、欧州で展開しており、グローバルで8万人以上に利用されている。
従来はミスミブランドのみのデータライブラリーだったが、今回、ユーザーからの強い要望に応え、SMC、THKをはじめ25メーカーの3D-CADデータを初めて収録しリニューアルした。これまでミスミ以外の部品はミスミのECサイトや各メーカーのサイトでCADデータを入手する必要があったが、リニューアルにより一括で部品選定することが可能になる。
さらに新機能として「RAPiD Design」で入手した部品はミスミ、他メーカー関わらずその場で一括見積もりが可能。また、よく使われる設計事例集や部品組合わせテンプレート、部品リスト自動作成など充実した設計支援ツールを提供する。