2020年09月08日 10:14

OKIは、八十二銀行とともに営業店窓口取引のセルフ化・集中化を実現する「遠隔受付システム」の試行を開始した。
「遠隔受付システム」とは、八十二銀行が開発した受付アプリケーションを、OKIが提供するセルフ端末用ミドルウェア「CounterSmart」上で動かすことで、顧客によるセルフ操作と本部職員によるリモート支援を組み合わせて、口座開設や氏名変更などの手続きを遠隔で受付可能とする仕組みだ。
両社の強みをフルに活用することにより、セルフ化・集中化による営業店事務量の削減に加え、顧客が困っている場合など必要なタイミングにのみ本部職員がリモート支援することによる本部職員の応対時間の削減と省人員化も同時に実現。また、遠隔受付システムは営業店における顧客との接触時間を短縮できることから、ウィズコロナ時代のニューノーマル対応としても有効であると考えられる。
「CounterSmart」は、店舗デジタル変革ソリューション「EnterpriseDX」を構成するソリューションのひとつである「ストアフロント変革ソリューション」の商品。OKIは「CounterSmart」により、既存の受付アプリケーションを活用したリモート支援を実現し、セルフ化とリモート支援による業務効率化や、営業店における顧客の利便性向上、顧客・職員双方の安全に配慮した店舗運営をサポートしていく。
導入店舗は、八十二銀行佐久穂支店。