2020年09月07日 13:00

カスタマーグロースは、スタートアップのエンジニア不足を解決する「スタートアップ開発支援サービス」を9月4日に開始した。
ITスタートアップで一番のリスクとなるのは「開発に失敗すること」。特に初期フェイズではCTOが不在な状態なまま、受託開発企業にMVP開発を依頼することが多い。しかしそこには、「仕様変更した際に別途料金が掛かる」、「外注先を変更することができず、一種のベンダーロックインが発生する」といった問題を孕んでいる。また、自社でエンジニアを雇用した場合にも、「CEOがエンジニアでないと一人目のエンジニアの能力が面談ではわからない。そのため、人柄など、開発とは関係ない文脈でエンジニア採用をしてしまいがち」、「事業がスケールした際は、都度エンジニアを雇用しなければならない」といった問題が発生する。このようなITスタートアップが抱える様々な課題を解決するため、「スタートアップ開発支援サービス」を開始した。
同サービスは、プログラミング経験豊富なプロマネが開発管理をすることにより、ローコストかつシステム開発に失敗するリスクを減少。受託開発などと違い、システムやスケジュールのハンドルを予算を通して握ることができる。MVPを回した結果、「システムを利用しなくなった」や「全く違うシステムが必要になった」など、スタートアップではよくあることでも、社内エンジニアだとモチベーションの低下などの問題がある。同サービスではそのような社内マネジメントにコストを掛けずして、ビジネスのハンドルのみを考えて、事業に合わせたシステム開発を推進できる。