2020年08月19日 18:28

宝島社が発行する「30日できれいな字が書けるペン字練習帳」シリーズの監修・手本を担当する書家・中塚翠涛さんが、8月放送の日本テレビ系『24時間テレビ43「愛は地球を救う」』テーマ「動く」の題字を担当することが決定した。中塚さんは、日本を代表する書家で、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の題字なども担当している。
「ペン字練習帳」シリーズは現在までに11冊を発売、累計400万部を突破しているペン字練習帳。今年4~7月の販売数は、2018年発売「中塚翠涛の30日できれいな字が書けるペン字練習帳特別版」が前年比150%、2016年発売「30日できれいな字が書けるペン字練習帳横書きを美しく」が前年比170%、2014年発売「30日できれいな字が書けるペン字練習帳美文字を書くコツ」が前年比232%と部数を伸ばしている。
日常生活においてSNSやメールが主なコミュニケーションツールとなるなか、「手書きのメッセージのほうが気持ちが伝わりやすい」と考える人が約8割いるという。「手書きが上手い人に憧れる」人は約9割で手書きの機会が減ったからこそ、大切な場面ではきれいな文字を書きたいと感じている人が多くなっているようだ。
また、昨今のおこもり需要で自分磨きの時間ができた人が練習帳を活用したり、離れた親戚へのギフトに手紙をつける際やクライアントへ資料を送る際に美しい字で一筆添えたいなど、直接会ってコミュニケーションをとることができない今、手書き需要が増えているとみられている。