2020年08月18日 18:49

favyは、飲食店の仕入れに関わる課題を解決する取り組みの第一弾として、伊藤忠商事、司企業と協業し、8月18日よりテイクアウト容器をサブスク(定期通販)で提供する専門通販サイト「包材屋(ほうざいや)」をオープンする。

飲食店では、肉や野菜など鮮度が落ちやすく、価格や重量の変動が激しい原材料を使う上、原材料から最終商品までの工程が多いため、他の小売業では常識的に行われている「棚卸し(在庫管理)」が機能しにくく、余剰や不足が起こりがちだ。favyは「在庫の適正化」の重要性にも着目し、これを改善するサービス群を、メーカー、流通各社と協業して開発していく。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」への対応として、飲食店でのテイクアウトメニューの提供は拡大・定着を見せている。しかし、テイクアウト容器はかさばるため店内に保管場所を確保しにくく、その一方で一定数を購入しないと単価が高くなり、原価に直接影響するというジレンマが存在する。「包材屋」では、定番のテイクアウト容器を、フォークやスプーンなどの食器類とセットで、「週に1回」「4週に1回」などの頻度を設定して購入することができる。通常ひとケース数千個単位で購入しないと割高になりがちな容器を、100個程度の小さい単位で購入でき、定期ルート配送により、指定曜日に店舗に届けてもらうことができる。

提供地域は、東京都新宿区・渋谷区・港区(順次拡大予定)。