2020年08月17日 18:36

ドクターシーラボは、開業当時よりコラーゲンの重要性に着目し、20年以上、研究を続けている。これまでのコラーゲン研究では、加齢によるコラーゲン量や質の低下に加え、「酸化」「糖化」がコラーゲン劣化をもたらす老化現象であると考えられてきた。そんな中、コラーゲン劣化の第3の要因として「カルバミル化」が発見され、同社では研究を進めている。
カルバミル化は、喫煙や大気汚染、そして、加齢という避けられない要因により体内に蓄積する「尿素が分解されたときに生じるイソシアン酸」と、体内の「タンパク質(コラーゲン等)」が結合し、タンパク質(コラーゲン等)を劣化させる現象。コラーゲン構造が壊れることでスライムのように肌を柔らかくなり、弾力が失われ、たるみやシワを引き起こすと考えられる。
また、カルバミル化は幼少期のころから、誰の身体の中でも起きていることであり、体内の代謝が正常に機能していればやがては排出されるが、20歳を過ぎて少しずつ代謝が衰え始めることで、カルバミル化したコラーゲンは蓄積されていく。
酸化や糖化は、紫外線対策や生活習慣の見直し等によりある程度は防ぐことができるが、カルバミル化は糖化よりもコラーゲンへのダメージが大きいとされ、加齢という抗えない要因で引き起こされることから、今後、エイジングケアの重要なキーワードとなりそうだ。同社では、今後発売するスキンケアアイテムにも、この新たな要因にアプローチする成分を採用していく。