2020年08月05日 18:49

新型コロナウイルスの影響を受けたテレワークや休校の増加に伴い、デジタルデバイスへの接触時間が増加している。デジタルデバイスが発するブルーライトは、体内時計の乱れによる身体の昼夜逆転状態「デジタル時差ボケ」を引き起こす要因の一つとなっている。そこでメガネブランド「Zoff」を運営するインターメスティックは、ブルーライトによるデジタル時差ボケが及ぼす睡眠への悪影響の実態を探るべく、20代の有職男女500名を対象に調査を実施した。

調査によると、約6割の人が、ブルーライトによる昼夜逆転状態、「デジタル時差ボケ」に陥っていることが判明した。また、約9割以上が、寝る前にベッドでスマホを使用していることが明らかに。寝る前のベッドでのスマホ使用時間は平均47.5分であり、この時間が長い人ほど、デジタル時差ボケになる傾向があることも分かった。

また、デジタル時差ボケに陥っている人ほど、寝ても疲れが取れないことが分かった。さらに、デジタル時差ボケに陥っている人はそうでない人に比べて、「寝苦しいことがある」と答える割合に、約2.5倍の開きがあることが判明。デジタル時差ボケに陥っている人の8割が、夜中に目覚めやすい傾向があった。

加えて、デジタル時差ボケに陥っている人の8割以上が、1日8時間以上デジタルデバイスの画面を見ていた。テレワークしている人は、テレワークしていない人に比べて、毎日寝落ちしている割合が約2倍となっていた。