2020年08月05日 15:55

スペースマーケットは、8月4日、働くシーンに特化したスペースをマッチングする新サービス「スペースマーケットWORK」の提供を開始した。

同社が運営する「スペースマーケット」は、あらゆるスペースを貸し借りできるプラットフォーム。スペースシェアにより人々の「はたらく」「あそぶ」「くらす」のあらゆるシーンにおける選択肢を広げると共に、遊休スペースの有効な活用・収益化に貢献してきた。

昨今、各企業では、新型コロナウイルス感染拡大によりテレワークの導入が加速し、同時刻でオフィスに集まるような画一的な働き方の見直しが進んでいる。一方で、オフィス賃貸は長期契約を前提としていることが多く、即時の契約・解約が困難。企業はテレワークなどで稼働率が低下したオフィスに対しても、従来と変わらない費用をかける必要があり、状況に合わせた働き方を実現する上での課題となっている。このような状況の中、同社は多様な働き方の実現を支援するために「スペースマーケットWORK」を開始する。

「スペースマーケットWORK」は、スペースを借りる企業・個人は、テレワーク・打ち合わせ・会議・セミナーなどの用途で、最短1時間から15分単位で借りることが可能だ。また、スペースを貸す企業・個人は、所有・管理している不動産の遊休時間を貸し出し、収益化ができる。オフィスの会議室やイベントスペース、コワーキング、飲食店舗の個室など、空いている日や時間帯を限定して貸し出すことが可能となる。同サービスは、年内を目処に、全国3000件を超えるワークスペースの掲載を目指す。

スペースマーケットWORK