2020年07月22日 14:31

廣済堂は、マイナンバーカード申請発行業務に関する自治体の悩みを解決する「マイナンバーカード来庁予約システム」の提供を開始した。

現在、多くの自治体では地域住民のマイナンバーカード取得率増加を目指す一方、マイナンバーカード発行時の窓口対応や、地域住民の問い合わせ対応などの業務が輻輳し、行政サービスの低下が懸念されている。「マイナンバーカード来庁予約システム」は、マイナンバーカード申請の受付対応、発行に関する窓口対応など、自治体におけるマイナンバーカード申請受付から発行までのすべてを効率化し、悩みを解決できる。

本システムは住民の個人情報を取得せずに、自治体窓口でのマイナンバーカードの申請受付予約が可能になるとともに、短期間・低コストで導入可能。また、申請受付予約やカード交付のための来庁予約を一括してシステム化しており、システム上で進捗を管理できる。同社は今回提供を開始した「マイナンバーカード来庁予約システム」と、これまで自治体のコールセンター向けに提供してきた「FAQ/応対履歴システム」と「マイナンバーカード取得広報サービス」の2つのサービスを連携することで、マイナンバーカード申請発行業務に関する総合支援サービスを提供する。

今後、政府はマイナンバーカードの保険証としての医療機関での利用環境整備やマイナポイントでの利用などを視野に、2022年には約1億枚のカード発行を完了させるという目標を掲げている。同社は「マイナンバーカード来庁予約システム」を通じて、政府が推進するマイナンバーカード取得率の増加に貢献していく。

マイナンバーカード来庁予約システム