2020年07月20日 17:50

企業文書を電子化・ペーパーレス化するクラウドサービスpaperlogic(R)を展開するペーパーロジックは、新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワーク化とその課題に関する最新レポートを発表した。

2020年の前半は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、多くの企業がテレワークの導入に踏み切った。一方で、請求書などの紙書類の作業のために出社しなければならない、また、契約書や稟議書など押印の必要な書類が溜まってしまうので押印処理のために出社する、といった声がアンケートリサーチに寄せられた。同社が2020年5月8日に発表したアンケート調査でも、緊急事態宣言が行われた以降も、業務上の「押印」のために出社を余儀なくされた会社員が44.8%にのぼるなど、電子化・ペーパーレス化が浸透していない現状が明らかになった。

契約書や取引書類をペーパーレス化する場合は、「電子のハンコ(電子証明書)」を用いることでなりすまし排除・改ざん防止が可能となり、紙書類に比べてセキュリティの向上を見込むことができる。同社が提供する「電子のハンコ」では、決裁・承認者本人を証明するための電子証明書を伴う電子署名を付し、本人性の証明(なりすまし排除)が可能。

加えて、税務の保存要件を満たす認定タイムスタンプ(10年有効)が同時に付与されている。これにより、決裁時点でその文書が存在していたことを証明でき、強力な改ざん検知が可能となっている。