2020年07月17日 18:23

パナソニックは、AR(拡張現実)技術により、目の前の空間に好みの床材を貼ったイメージをシミュレーションできるスマートフォン・タブレット用アプリ「Flooring AR」を、7月17日にアップデートした。
本アプリケーションは住宅の新築やリフォームを検討している人が、こだわりの部屋づくりをより手軽に検討できるよう、2018年12月に配信を開始。今回、新型コロナウイルス感染拡大への懸念から極力外出を避けたいが現物を確認したい、部屋の内装に合うか自宅で質感や色味を確認したいといった人々にも納得して床材を選定してもらえるよう、本アップデートを実施した。
床材のシミュレーションの仕方(マーカーレスの場合)は、シミュレートする床材のタイプを選択し、床にカメラをかざして好みの色柄を選択。選択した床材を貼ったイメージが確認できるので、気に入ったコーディネイトを撮影して保存。その後、現物を確認したい床材のカットサンプルを「サンプルが欲しい」から注文することができる。
さらに、シミュレーションできる床材の種類も追加。現在対応しているアーキスペックシリーズ33柄に加え、既存の床材の上から貼るだけで簡単に施工でき、短工期で省コストなリフォームが可能な「1.5 mmWPBリフォームフロアー」8柄が追加される。シミュレーションに対応する床材の種類は今後もアップデートを通じて随時増やしていく予定。