2020年07月16日 17:26

江田島オリーブが製造するオリーブオイル「安芸の島の実 江田島搾り」が、国際オリーブオイルコンテスト「ニューヨーク国際オリーブオイルコンペティション2020(NYIOOC2020)」において金賞を受賞した。

広島県の島しょ部にある江田島市は、地中海に似た気候でオリーブ栽培に適している。そのような気候条件もあり、平成22年度から日本でも珍しい「官民一体」となったオリーブ振興が始まった。市が苗木の助成配布を行い、市民や企業が栽培をし、企業が実った果実を買い取り、加工・販売を行っている。こうした取り組みから生まれたオリーブオイルが、今回受賞した「安芸の島の実 江田島搾り」。

江田島市・大柿町にある「江田島オリーブファクトリー」は受賞したオリーブオイルをはじめ、さまざまなオリーブオイルと加工品が購入でき、レストランでは美味しいグルメと共に自慢のオリーブオイルを味わえることで、島外からも観光客が訪れる人気の施設となっている。施設内にはオリーブの加工場も併設されており、タイミングが良ければ間近でオリーブオイルが製造されている様子も見ることができる。

しかし、江田島オリーブファクトリーも新型コロナウイルス感染症の影響を受け、長い自粛期間を経て営業を再開したばかり。江田島市がオリーブ栽培をはじめて10周年という節目を迎えた今年、この受賞をきっかけに生産者と地元住民が協力し、再度立ち上がろうとしている。今回受賞した商品も通販で購入可能。商品詳細はこちら