2020年07月16日 13:01

WallBank(ウォールバンク)は、マンション・オフィスビルのエレベーター内の壁面を広告メディアとして有効活用するためのシェアリングプラットフォーム「wallbank」の運用を開始した。
「昨日街中や電車内で見た広告を覚えていますか?」「今朝スマホで目にした広告を覚えていますか?」この質問にYESと答えられる人はどのくらいいるだろうか。どんな広告だったか思い出せないということは、その商品が購買対象となる確率が低くなることを意味し、広告費を捻出する事業者にとっては大きな問題となる。数秒間にいくつもの広告を目にしたところで、一つひとつの広告に意識を傾ける時間はほとんどなく、記憶には残りづらい。一方で、マンション・オフィスビルのエレベーター内の場合、「意識的な注意」を「長時間」傾けてもらえる環境が整っている。情報量が爆発的に増える社会において、「wallbank」はこれら2つの要素を掛け合わせた価値ある広告スペースを提供する。
「wallbank」では、広告主と不動産オーナー等がエレベーター内の壁を広告スペースとして貸し借りすることができる。これにより、広告主には認知獲得機会を提供し、不動産オーナー等には新たな収益獲得機会をもたらす。広告スペース確保のために電源工事・改造の必要が無いため、多額の費用負担や故障リスクを気にせずに安心して運用してもらうことが可能だ。マッチングの際には、広告内容を事前確認できる工程を設け、建物にとって不適切と判断する広告は事前に掲出できないようにする仕組みも用意した。