2020年07月15日 18:56

国土交通省国土地理院(茨城県つくば市)が、2020年7月4日から公開している令和2年7月豪雨における「浸水推定図」にて、Spectee(スペクティ)が提供するAIリアルタイム危機管理情報サービス「Spectee Pro(スペクティプロ)」が活用されている。

「Spectee Pro」は、AI技術を活用して情報解析し、いち早く正確に緊急情報を配信、被害状況を可視化する危機管理情報サービス。TwitterやFacebookなどのSNSに投稿された情報をもとに、自然災害や火災、事故等の緊急性の高い情報、感染症に関する情報など、100以上の事象を、市区町村、空港や駅、商業施設、観光地周辺といった対象と組み合わせ、地図等で表示し、「どこで何が起きているか」を、現場の写真や動画などと共にリアルタイムに確認できる。

さらに、スペクティではAIを活用し、デマや誤情報、情報の重要度などを的確に分析するとともに、24時間対応の専門チームによる情報の分析・精査も合わせて行うことで、正確な情報による状況把握を迅速に行えるよう、万全のサポート体制を敷いている。

国土地理院では、一般市民よりSNSに投稿される画像や動画は、早急な災害状況の分析に有用であると判断し、SNSからの災害状況をリアルタイムに配信する「Spectee Pro」を活用して、標高データ等を組み合わせて分析することで、早期に浸水範囲における水深を推定することを実現した。詳しくはこちら