2020年07月03日 17:35

チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を展開するロコガイドは、三重県桑名市と株式会社「中広」の三者で、ICTを活用した地域情報発信に関する三者連携協定を締結した。

今回の三者連携協定では、各当事者が保有する情報資産や知見、ICT活用を通して、市民向けサービスの拡充と地域活性を目的としている。本協定締結にあたり、2020年7月3日(金)から第一弾として、桑名市庁舎内の窓口へ「混雑ランプ」を導入する。

混雑ランプは、おや施設の混雑を、「空き」「やや混み」「混み」の三段階で発信できる、ロコガイドの提供するサービス。取り組みでは、ボタン型端末(IoT端末)を市庁舎窓口9箇所に配し、市職員が混雑状況をリアルタイムに発信することで、生活者はリアルタイムの混雑情報を、桑名市ウェブサイトのほか、ロコガイドの運営するウェブサイトで確認できるようになる。なお、東海三県の自治体窓口への混雑ランプの設置は初の取り組み。これらの情報は、中広の発行するHAPPYMEDIA(R)地域みっちゃく生活情報誌(R)「ぽろんくらぶ」で情報連携する。

今後は市庁舎以外の市の運営する各施設、また市内の店等への連携を進める。ロコガイドと桑名市、中広の三者では、取り組みを通じてノウハウを蓄積し、デジタル技術を活用した混雑情報の地域インフラ構築を進め、新しい日常を支援していく。