2020年06月30日 09:22

カミナシは、ノンデスクワーカーの業務を効率化する現場管理アプリ「カミナシ」を6月29日より正式に提供開始した。

昨今、あらゆる業界でデジタル化が叫ばれている。ホワイトカラー向けには多くのSaaS(クラウド型ソフトウェア)をはじめとしたITツールが普及し、効率化が一気に進んだ。一方、現場で働くノンデスクワーカー3111万人(ブルーカラー、サービス業従事者)は、PCなどの設備がない環境で働いているため、2020年の今も紙中心の作業をせざるを得ない。結果として大量の無駄が生まれ、旧来の働き方を強いられている。また、日本では労働人口の減少が深刻となっており、ノンデスクワーカーにおいてもデジタル化による生産性向上は喫緊の課題とも言える。

そこで「カミナシ」は、こうした普遍的な課題を業界問わずに解消していく。「カミナシ」は、モバイルアプリを使って現場の業務効率化を実現するサービス。人がやる必要のないルーティーンワークや、無駄な作業を自動化。具体的には、アプリが監督者に代わり正しい作業手順を徹底させたり、非効率な事務作業(手書き情報のデータ化・目視チェック・承認・エクセルへの転記・集計・メールでの報告・検索)を自動化する。

今後、カミナシはノンデスクワーカーの業務デジタル化を推進するため、「ホリゾンタルSaaSとしての機能開発」、「基幹業務におけるデジタル化推進」の2つの軸でサービスを展開していく。

料金は、1ユーザー月額5000円~、初期費用として月額2カ月分(最小契約は10ユーザーから)。

カミナシ