2020年06月26日 18:49

首都圏を中心に訪問型の病児保育を展開するフローレンスでは、「寄付によるひとり親支援プラン」の入会可能数を100名分増加して入会の受付を行うことを決定した。当日朝8時までの病児保育の依頼に対して100%対応するプランで、ひとり親家庭の子どもの急な発熱や病気のときにも保育を受けられる安心感を提供する。

新型コロナウイルス感染症の流行で、6月以降も休業指示、解雇や雇い止め等の増加が相次いでおり、ひとり親家庭の中にも影響を受けている世帯は多い。シングルマザーなどひとり親世帯では、48.4%が派遣社員やパート・アルバイトなどの非正規労働で生計をたてており、こうした環境下の中で、仕事、家事、そして育児を一手に担うひとり親家庭には一層の支援が必要。

フローレンスの「寄付によるひとり親支援プラン」は、シングルマザー・シングルファザー家庭が対象。低価格でありながら、ベーシックプランと同じく、当日朝8時までの予約に対し100%病児保育を利用できるプランとなっており、現在までに1,200名以上の子どもと親をサポートしてきた。運営費用は「ひとり親サポート隊員」による寄付でまかなわれており、2019年10月時点では2,400名の寄付者に支えられている。

これまでは入会の申し込みから利用枠の空き状況を踏まえて入会日の案内をしていたが、状況によっては入会を待つ必要もあった。しかし、本プランの入会枠数を100名分、追加募集することとした。7月20日までに入会手続きをすると、8月1日より訪問型病児保育の利用が可能となる。詳細はこちら