2020年06月25日 15:27

ナインアワーズは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み臨時休業していたカプセルホテル「ナインアワーズ」を、7月1日より全店再開業する。

出張や旅行、あるいは残業。都市の宿泊に必要な機能とは、古い一日から新しい一日へのリセット。そこには、1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)という3つの基本行動が存在する。その行為を時間に置き換え「ナインアワーズ」と名付けた。この最もシンプルな概念を基に「ナインアワーズ」は、都市生活にジャストフィットする宿泊の機能と、世界に類を見ない新しい滞在価値を提供している。

「ナインアワーズ」では、今般の新型コロナ禍を踏まえ、独自の宿泊・トランジットサーピスのあり方を再検討し、新たに「ハイジーン(包括的な衛生管理)」を改めて重要な価値基準として位置付けることとした。店舗設計や通常時のオペレーションで実践してきた衛生レベルに加え、ウイルス対策の観点ではより徹底した衛生管理を複合的に付け加える必要があると考える。このため、通常の清掃のみならず24時間のオペレーションを分解し、清掃手順の見直しや除菌消毒薬剤の使い分け、カプセル内をUV照射することでウィルスを不活性化させるなど独自の衛生対策「9hハイジーンプロジェクト」を実施する。

本プロジェクトは一方的なものではなく、利用者にも参加してもらうことによって完成する。「チェックイン時の検温」「マスクの着用」「手洗い」など、チェックイン時や高頻度な館内巡回の際に直接説明すると共に、独自のピクトグラムの展開により利用者への理解を深めていく。

ナインアワーズ