2020年06月17日 09:26

アスマークは、退職の危険がある従業員を素早くアラート検知できるパルスサーベイ「Pulsign(パルサイン)」をリリースした。
パルスサーベイとは、従業員満足度(ES)を測る際に用いられる調査手法の一つで、簡易的な調査を短期間に繰り返し実施するもの。「パルス」は脈拍を意味し、人が脈拍をチェックして健康状態のチェックをするように、企業がどのような状態にあるのかを測る。
「Pulsign」は、同社が新たに立ち上げたHRテック事業の「従業員総活躍サービス Humap(ヒューマップ)」内の1つのサービスとなる。同サービスの特徴としては、リサーチ会社の強みを活かした、4000人の回答データに基づく退職危険度を示すアラート機能を搭載。1回あたりの設問数回答数は、自由記述設問を含めて最大6問で、6問には自動計算によるeNPS設問がある。クラウド上で集計結果が即座に把握できる為、人材流出前に早期の対策を講じることができる。管理者画面(ダッシュボード)では、同社が独自に設定した基準により、サポートが必要な従業員数を表記。アラートに対して未対応のものについては、累計の件数を表示する。各回(月・週)ごとのアラート発生者推移を表示し、発生者が多い回の傾向等を掴み、改善を図ることができる。
同社は、19年に渡り従業員満足度調査を設計・分析してきた経験を元に、価値ある従業員情報からエンゲージメントを高め、人と組織が支えあう従業員総活躍を目指す。