2020年06月15日 16:40

すみだ水族館は、営業を再開する6月15日より、館内での「三密回避」と「衛生管理」対策に協力してもらう取り組み「スリーペンギンズディスタンス」を実施する。
すみだ水族館では、安心して利用してもらえるよう、すみだ水族館ならではの工夫を凝らした感染防止対策を実施し、来館者を迎える。「スリーペンギンズディスタンス」の取り組みでは、来館者同士の近接機会を低減するためのソーシャルディスタンス(約2メートル)を確保してもらうため、すみだ水族館のチケット売り場の床面には、同館で暮らすいきものの大きさで表現したラバーマットを設置。順番待ちの際に、ソーシャルディスタンスをペンギン3羽分や、チンアナゴ7匹分など、いきもののサイズで体感しながら、実践できる。
館内の水槽前の床面には、観覧する際の間隔目印として、「水のゆらめきを表現した水紋」や「ペンギンの足あと」のフロアシートを貼付。来館者が水紋の中やペンギンの足あとの位置に身を置くと、自然と来館者同士の距離を取ることができる仕組みになっている。また、入館時は、サーモグラフィカメラによる検温をお願いしている。すみだ水族館のペンギンやオットセイを検温するようすや、ペンギンたちがプールから出てきた際の温度の変化などを表す掲示物をエントランスに設置することで、いきものをより身近に感じてもらいながら、実践してもらえる。
実施開始日は6月15日から。実施場所は館内各所。