2020年06月15日 11:17

京都水族館は、営業を再開する6月15日より、館内での「三密回避」と「衛生管理」対策に協力してもらう取り組み「いきものディスタンス」を実施する。

京都水族館では、安心して利用してもらえるよう、京都水族館ならではの工夫を凝らした感染防止対策を実施し、来館者を迎える。「いきものディスタンス」の取り組みでは、来館者同士の近接機会を低減するためのソーシャルディスタンス(約2メートル)を確保できるよう、京都水族館で暮らすいきものの大きさで表現した掲示物を館内各所に設置。また、各掲示物には、それぞれのいきものの生態の豆知識も記載する。館内で立ち止まって観覧する際や順番待ちの際に、ソーシャルディスタンスをいきもののサイズで体感しながら、実践してもらえる。

チケット販売窓口やミュージアムショップ、カフェなどのレジカウンター前には、一定の間隔をあけて並んでもらう際の目印として、オオサンショウウオやペンギンの足形がデザインされたフロアシートを足元の床面に貼付。フロアシートには、いきものの足形に関するクイズを掲載し、順番待ちの際にも楽しめる。スタッフにも親しみを持ってもらえるよう、飛沫防止のためにスタッフの一部が着用するフェイスガードやレジカウンターに設置するビニールシートに、オットセイやペンギンなど、さまざまないきもののデザインをあしらう。

実施開始日は6月15日から。実施場所は館内各所。

京都水族館