2020年06月10日 18:27

ロフトでは、6月10日~6月14日の渋谷ロフト開催を皮切りに、「大阪屋(大B反屋)」を初開催する。

「大B反屋(ダイビータンヤ)」をもじって名付けられた「大阪屋」は、大阪・堺の染工場ナカニが手掛ける手ぬぐいの伝統染技法「注染」の工程で稀にできてしまうB反を販売する専門店。これまで捨てられてきた「B反」を蘇らせるという染工場にしかできない取組みで、ごみを出さずに資源を再生させる新しい「SDGs」活動となる。

昔から衣類や台所道具として生活に溶け込んできた「さらし」は、使い捨てのキッチンペーパーやティッシュの原点ともいえる「万能布」。大阪屋のコンセプト「さらしにかえろう」という考えは、染めが規格外とされたB反も布の機能はさらしと同じということに注目。使い捨てない豊かさを提案している。今回は全国のロフト8店舗を巡回、土日だけ現れる神出鬼没な移動商店「大阪屋」は、さらしについて楽しく学べる特別な体験型商店となる。

移動商店 ナカニの「大阪屋」は6月10日~14日、渋谷ロフト 1階間坂ステージにて開催。大阪屋「さらし引き」体験販売は1回550円。「捨てないティッシュ」ガーゼのB反半サイズ2枚、「捨てないキッチンペーパー」手ぬぐいB反半サイズ2枚は、魚=青、野菜=緑、肉=赤など、カラーボックスからさらしを引き出して購入するスタイル。どんな柄が出るかはお楽しみとなる。「縫わないマスクキット」は1セット550円。店頭では柄が選べる1個売りで販売する。※価格は税込