2020年05月29日 18:32

熊本城は、2016年4月に発生した熊本地震により甚大な被害を受けた。震災から4年、2019年10月、大天守外観復旧による特別公開 第1弾に続き、特別公開第2弾として「特別見学通路」がいよいよお披露目となる。この「特別見学通路」は4月29日に公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公開が延期されていた。籠城期間を経て、6月1日(月)から熊本県民限定の公開となり、段階的に拡大させていく予定。

「特別見学通路」は、地上約6メートルの高さから、これまでと違った新しい視点で熊本城を間近に見ることができる空中回廊。築城400年を超える歴史のなかで新たに繰り広げられる、「今しか見られない」熊本城を楽しむことができる。全長約350mで、床には県産材の檜を使用しており、復旧工事が行われている平日・土曜も特別見学通路からの観覧が可能。

なお、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、マスク着用の徹底、消毒用液の設置、施設の適切な消毒及び清掃を行うことはもちろん、当日整理券方式(時間制)での人数制限や健康状態等を確認する確認シートに記入してもらうなどの措置を実施する。

また、熊本県民だけでなく県外の人にも楽しんでもらえるように、熊本城おもてなし武将隊が見どころを紹介する動画を公開した。動画にて楽しんでもらいながら、県外からの観光客にも公開できる日には、是非生でその姿を見て欲しいとしている。動画の視聴はこちら