2020年05月28日 18:27

外国人留学生を対象とする受験予備校、および日本語学校を展開する行知学園は、全ての留学生や日本語学校向けに自社で運営するオンライン授業のコンテンツ提供を開始した。
行知オンラインは、日本語や英語の語学学習から、留学生の大学・大学院受験、美大受験、ならびに検定試験に必要なカリキュラムを網羅し、ライブ配信型と録画型の二つの方法で学生の母国語による授業を提供している。ライブ配信授業ではリアルタイムで他の留学生と共に学習し録画授業ではわからないことを繰り返して視聴するなど、個々の課題解決や学習の習熟度を深めることが可能。また留学前の事前学習として利用することで、大学・大学院受験までの準備時間を最大限短縮でき留学費用の節約にもつながる。
さらに行知オンラインでは来日後に予備校でも学習することを想定し、授業内容が重複にならないようカリキュラムを工夫している。オンライン授業と対面授業の相乗効果により、早い段階で留学生の基礎学力、日本語能力の把握と向上を目指すと同時に、今後はビックデータとAI技術を活用し、外国人留学生の効率的な学習法と日本語能力向上に関する研究も行っていく。
現在、中国人留学生を中心にサービスを提供しているが、今後は中国のみならずアジア諸国への展開も含め、3年以内に10万人の有料会員数を目指し、コンテンツを拡大していく予定。詳しくはこちら。