2020年05月28日 17:13

合掌ホールディングスは、現地のヒト・モノ・コトに会いに行きたくなるような仕組み・体験・空気感創りの一環として、双方向コミュニケーションを実現したオンラインコミュニティ「合掌ヴィレッジ」を立ち上げる。

同社では、白川郷が日本人の心のふるさとになることを目指して日々様々な活動をしている。1995年に世界遺産に登録されて以降、多くの人が訪れる観光地となったが、ここ数年は団体旅行客が押し寄せ、オーバーツーリズムの問題に悩まされるなど、数々の課題が浮き彫りに。今回のコロナウィルスをきっかけに過剰な混雑は一時的には解決しているが、同社では、本来の白川郷の良さを維持していくためには、受入側の覚悟と行動が必要だと考えている。

そこで、白川郷の良さをもっと色んな人に知ってもらいたいという民宿のおかみさんを始めとする村民と、合掌ヴィレッジを活用。観光だけにとどまらない双方向コミュニケーションを行なっていく。また、白川郷という世界遺産の村で過ごす村民の日常を伝えることで、受け継がれてきた伝統と未来へと継承していく大切さを伝えていく。

今後の活動としては、合掌ヴィレッジWebページ完成 (7月完成予定)、オンラインコミュニティFacebookページの解説 、白川郷の日常を伝えるインスタグラム開設、フォトコンテスト 開催などを予定。従来の観光とは異なり、ゆっくりと現地の生活に馴染んでもらうような新しいスタイルの旅を目指し、様々な提案を行っていく。