2020年05月25日 12:51

毎日新聞社は、大相撲の幕内優勝力士に贈られる優勝額のミニチュア版(大相撲優勝ミニチュア写真額)を販売する通信販売サイト「大相撲まいにち部屋」を6月1日に開設する。

両国国技館に掲揚されている幕内優勝力士の大相撲優勝額は、毎日新聞社の事業として1909年に始まった。戦争で一時中断したが、1951年に再開。当時は白黒写真を3枚貼り合わせた上に油絵の具で色をつける色彩写真と呼ばれるものだったが、2014年1月場所から、富士フイルムの技術協力により、カラー写真となった。

大相撲優勝ミニチュア写真額は、大相撲優勝額を縮小した毎日新聞社のオリジナル商品。毎日新聞社は、現存する380枚のフィルムを使用し、大鵬、北の湖、千代の富士から2020年1月場所までの大相撲優勝ミニチュア額として商品化。力士の貴重な写真をアクリル板で保護し、木製枠に入れて届ける。

なお、サイトオープン記念として、ミニ額購入者の中から、抽選で20名に優勝力士の直筆サイン入りオリジナル写真をプレゼント(締め切りは8月3日)。白鵬関、鶴竜関、朝乃山関、御嶽海関、徳勝龍関、玉鷲関のいずれかが当たる。

価格は、2014年1月場所以降9800円、2010年1月場所~2013年11月場所1万3000円、1967年3月場所~2009年11月場所1万6500円、1967年1月場所以前2万500円(すべて税込、送料込)。戦前戦後の一部フィルムはなし。受注生産のため、申し込みから配送まで約1カ月かかる。

大相撲まいにち部屋