2020年05月25日 09:47

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、「ひとり親家庭応援ボックス」(食料品や遊具の提供)の支援を開始する。
セーブ・ザ・チルドレンは、子ども支援専門の国際NGO。今回の「ひとり親家庭応援ボックス」は、一斉休校要請期間中に実施した緊急子どもアンケートの結果などをふまえ、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い収入が減少したひとり親家庭を対象に、子どもたちの食の状況改善や遊びの機会確保を目的としている。
対象者は、東京都23区に居住する、申込条件をすべて満たすひとり親家庭(子どもの年齢が0歳~18歳まで)。申込条件は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した世帯、新型コロナウイルス感染症の影響による類似の食品提供(お米やレトルト食品など)を5月以降利用していない世帯、児童扶養手当受給またはそれに準ずる世帯(後日、申込条件を証明する書類等を確認させてもらう場合あり)。募集世帯数は300世帯(先着順で受付し、定員に達し次第締切)。
発送までの流れは、セーブ・ザ・チルドレンが申込内容を確認し、申込があった全員に申込結果をメールで通知。申請期間中、定員に達するまでに申し込みがあり、かつ対象者に当てはまる世帯に、5月末に当該ボックスを発送する。なお、同会の活動は個人および企業などからの寄付で支えられており、支援の状況によっては今後、募集世帯数をさらに増やす可能性がある。
申請受付期間は5月23日10時~27日10時まで。