2020年05月20日 19:03

FANTAS technologyは、この度、新型コロナウイルスに関連した医療、検査、研究に従事している人々に向けて、同社が管理するマンションを臨時住まいとして賃料無料で提供することとした。

新型コロナウイルスの新規感染者は減少傾向にあり、一部地域において緊急事態宣言が解除されるなど、少しずつ日常を取り戻し始めているが、未だ特効薬が見つからない中で、東京を中心に医療従事者等の負担は長期化する恐れがある。同社は、テクノロジーで不動産取引を円滑化する事業の傍ら、看護師向け情報メディア「infy」を運営しているが、看護師からは「(緊急事態宣言が解除されても)感染患者への対応が続く以上は、家族のいる自宅に帰れない」「電車通勤は引き続きリスクが高いので、ホテル住まいが長期化している」などの声が寄せられている。

既に、一部のホテル事業者等が数日~1か月単位での短期滞在の支援を実施しているが、今後はより中期的視点にたった支援の輪が必要と考え、期間3か月程度の住宅支援を実施することとした。

対象者は、医師・看護師・検査技師等の医療従事者または当該疾病に関する研究者等で1か月以上にわたって賃貸住宅への入居を必要とする理由のある人。契約までに身分証・医療機関のID(勤務を証明できるもの)の提出が必要で、家賃、共益費、退去時清掃費用、水道光熱費は原則同社が負担する。申込期限は2020年5月29日(金)。詳しくはこちら