2020年05月18日 17:05

350名以上のクリエイターが所属しているモモンガオンラインサロンを運営している合同会社OnTechは、5 月18 日から新事業として、デザイン制作物の値段を客自身が決める「GIVEBOX」の提供を開始した。
一般的な制作依頼であれば、見積もりをしてから制作に取りかかるが、納品後に客側が値段を決め、支払いをするのがGIVEBOX最大の特徴。350名以上のクリエイターがいるからこそ、幅広い制作が対応可能となっており、例えば、WEBサイトを作りたい、ロゴやパンフレットを新しく作り変えたい、イラストや似顔絵を作って欲しいなど、カテゴリーによって5,000円と10,000円の下限額を設定している。法人・個人問わず利用可能。
このサロンを発足し、7日間で100名を超える参加者が集まった。「制作物に見合っていないやすい金額を客が決めたらどうするのか」という意見もあるが、制作物をしっかりと作りこみ、納得してもらえるかがクリエイターの腕の見せ所であり、果たして客はその制作物にいくら支払うのか?という社会実験の要素も含んでいる。
代表者によると、GIVEBOXは、「客自身が自分で値段を決める」という他では出来ない体験を通じて、納品された制作物に愛着を持つことをねらいとしているという。極端に安すぎたり、高すぎたりするのではなく、制作物に価値を見出し、あるべき公正な価格を設定してもらうことで、客とクリエイター双方のモチベーションに繋がると考えている。 GIVEBOX への制作依頼はこちら。