2020年05月18日 16:58

建機用油圧フィルタでグローバルトップクラス、国内シェア70%を誇るヤマシンフィルタは、独自量産化技術を用いた合成高分子系ナノファイバー「YAMASHIN NANO FILTER™」による国産マスクおよびマスクシートを、5月18日(月)より自社サイトにて先行販売開始した。
一般的なマスクフィルタに使用される化学繊維の繊維径は約3μmの平面(2次元)形状であるのに対し、本製品は0.2~0.8μmのナノサイズの繊維径が綿状の立体構造となってる。そのナノ綿には繊維が立体的に絡み合った結果、数億の超微細な空隙ができており、ウイルス等の異物は効率的にその空隙に捕集され、同時に空気もスムーズに通すことができる。
また一般的なマスクが「静電気の帯電」によってウイルス等の捕集を行っている一方、同社のマスクフィルタは主にナノレベルの空隙で捕集するため、長時間使用しても捕集性能の低下がほとんどない。一般的使い捨て不織布マスクでは、24時間使用で当初性能の約35%に低下、高性能マスクも約78%まで低下する中、同社のマスク用フィルタを使用したマスクは、約90%の性能をキープする。
さらに、一般的なマスクの多くは、水洗いやアルコール除菌によって帯電している静電気が除去されてしまい、捕集性能は大幅に低下する。一方、同社のマスク及びマスクフィルタは押し洗いを5回行っても捕集性能の低下がほとんどないことが、社内試験により立証された。詳しくはこちら。