2020年05月14日 12:59

ライフエンディングテクノロジーズは、新型コロナウィルスにより亡くなった人との最後の面会を防護服の装着等により可能とするプランを開始した。

同社は、全国の葬儀社の紹介や葬儀に関するコラムなどを網羅した総合サイト「やさしいお葬式」や、僧侶のマッチングサービス「やさしいお坊さん」などを展開している。

現状、新型コロナウィルスなど特定の感染症で亡くなった場合、感染防止の観点から法律上、故人との最後の面会も厳格な取り扱いとされており、事実上難しい場合も少なくない。著名人が亡くなった際にも大きな問題として取り上げられたが、大切な人との最後のお別れができないことにより、遺族の心に大きな悲しみや後悔の念を残すことも多くみられる。グリーフケアの観点からも、故人との最後のお別れは、極めて重要な場とされている。

こうした問題を解決するため、同社では、遺体安置所において、防護服での面会プランを開始した。面会時には、防護服のほか、厚労省により推奨されている感染拡大防止措置を最大限、確保した上で実施する。原則として、面会人数は最大5名まで。面会プランは直葬プラン(火葬)・お別れ会プラン(後葬)のオプションとなるので葬儀・火葬料金などは別料金となる。

料金は10万円(税抜)~。新型コロナウイルスによる感染症で亡くなった人の葬儀対応は、14都府県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・山梨県・群馬県・静岡県・大阪府・兵庫県東部・奈良県北部・愛知県・三重県北部・岐阜県南部)にて対応。

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