2020年05月11日 12:04

207は、5月8日より東京都目⿊区、渋谷区、品川区の一部でギグワーカーを活用したデリバリーサービス「スキマ便」を開始した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響を受け、消費者は自宅で過ごす時間が急増。買い物や外食の代わりに通販や出前の利用へシフトし、比例して配送・宅配の需要は急激に伸びている。しかし、物流業界は業界でもトップの人材不足の業界。「スキマ便」は、テクノロジーとギグエコノミーを活用することにより荷物を運びきれないという社会問題を解決するサービス。物流会社・飲食店・小売店などを中心にサポートし、物流業界の人材不足に寄与する。

「スキマ便」は、同社独自のシステムを活用した全く新しい宅配サービス。従来の宅配作業は、荷物を受理した配送員自身がルートを定めるため配送効率に差が出ていた。土地勘や配送先の在宅時間などの情報把握の有無といった属人的理由が背景にある。「スキマ便」では、207が開発した独自システムの配送効率化アプリ「TODOCUサポーター」の技術を応用することで、ルートに不慣れな人や宅配初心者であっても効率的な宅配が可能となる。「TODOCUサポーター」は、事前に配送先の在宅・不在を確認できる機能等を有しており、配送効率の改善や再配達問題の解消を目的に作られた。さらに「スキマ便」は、電動自転車等の次世代型モビリティを主軸とし、ガソリン車と比べエコで道路事情に左右されにくい、スピーディな配送を前提に設計。「荷物宅配」と「出前宅配」の両方に対応するほか、日中受け取ることが難しかった人への夜間配達サービスを提供する。

「スキマ便」案内サイト