2020年05月07日 08:58

おてつたびは、新型コロナウィルスの影響を受け人手不足が加速する一次産業と休業を余儀なくされ人手が余っている観光業の人材をシェアリングする「おてつたび+」を開始する。
新型コロナウィルス感染症の影響で日本に来る事ができなくなった一次産業に従事予定の技能実習生は約1900名にのぼる。技能実習生の不足に加え、突然の休校等で地域の主婦層がパートタイムで働く事ができなくなる等の状況も増え、農業現場では人手不足が一層加速している。一方で、観光業では緊急事態宣言により不要不急の移動を自粛せざるを得ない状況下で顧客の急減や休業を余儀なくされ人材が普段よりも余っている現象が起きている。
「おてつたび「は、地域の短期的・季節的な人手不足で困る事業者(宿泊施設や農家等)と、「知らない地域へ行きたい!」「仕事をしながら暮らすように旅したい」と思う地域外の若者をマッチングするweb上のプラットフォーム。同サービスは特性上、普段から地域の農家や旅館等との関係性が深いため双方の課題を直接に毎日聞いている中で、業界を超えた人材のシェアリングをできないかと考え「おてつたび+」をリリースする運びになった。
「おてつたび+」では、新型コロナウィルス感染症の影響を受け人手不足が加速している一次産業従事者と、旅行客が急減した関係で売り上げも急減し従業員の雇用が難しくなっている観光業の人々をマッチングする。受入募集中の農家例(一部)は、茨城県の農家(スナップエンドウの収穫、さつまいもの苗切り等)、広島県の農家(畑でのぶどう栽培と直売所作業等)など。