2020年04月07日 11:58

フラーは、アプリ分析ツール「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するモバイルデータを活用し、アプリをインストールした後の「リテンション率(継続率)」を推計する新機能「リテンション分析」を公開した。
「App Ape」は、スマホアプリの実利用データを提供する、国内No.1のアプリ分析サービス。テレビにおける視聴率情報のスマホ版のような位置付けで、どのアプリがいつ・誰に・どのくらい使われているかといったデータを閲覧できる。データは国内のみならず、世界7カ国に対応する。
アプリはインストールされてからがスタート。ユーザーの理解や熱中度を測る一つの指標である「リテンション率」は通常自社のアプリのみ把握できるものだが、今回、フラーは「App Ape」で蓄積するスマホのビッグデータを解析し、さまざまなアプリのリテンション率を独自に推計する方法を開発。ユーザーからの評価をデータに反映することでより多くの人に使われる指標の創出を目指そうと、BETA版として「リテンション分析」機能を公開した。
「リテンション分析」は、以前から一部のデータをApp Ape Alphaで公開していたが、今回BATE版として公開されるにあたり、最大3カ月間のアプリのリテンション率をカテゴリ別や性年代別、日ごと、週ごと、月ごとなどの詳細な条件設定が可能な形で提供する。