2020年03月24日 12:28

西日本電信電話(NTT西日本)と朝日放送グループホールディングスは、共同出資を行い、スポーツ映像配信分野における新会社「株式会社NTTSportict(NTTスポルティクト)」を4月1日(予定)に設立する。
近年、国内のスポーツ市場は拡大傾向にあり、2025年には約15.2兆円に達する見込み、スポーツ映像配信市場についても、2025年には約863億円となる見込みであり、2019年の3.1倍となることが予想されている。しかし、現在の国内スポーツ映像配信コンテンツの多くは、メジャーなスポーツや全国区の試合で配信されていることが多く、地方大会やアマチュアスポーツ大会に関する映像コンテンツを視聴する機会が多いとは言えない。
今回、NTT西日本と朝日放送グループHDは、スポーツ映像配信事業の新会社を設立し、スポーツ観戦×ICTで新たなスポーツ観戦体験を提供し、地方で行われるスポーツ大会の魅力を世界に発信することで地方創生へと貢献していく。主な事業内容としては、自動撮影・自動配信を実現するAIカメラを体育館、球技場、陸上競技場等のスポーツ施設に設置し、低コストかつ容易に撮影・映像配信が見込める環境を提供。また、スポーツ施設やスポーツ団体等に映像配信プラットフォームを提供し、施設・団体が、競技者や関係者等に映像を販売する仕組みを構築する。
本社所在地は、大阪府大阪市中央区馬場町3-15 NTT西日本本社ビル社屋内。設立日は4月1日(予定)。