2020年03月18日 18:05

CAN EATは、NTTデータと共同で、アレルギーやベジタリアン・ヴィーガンといった食の制約の解消に向けた試行実験を開始した。
「CAN EAT(キャンイート)」は、食べられないものがある人の外食を救うサービス。本実験は、飲食店における料理の原材料情報と、消費者一人一人が持つ宗教や健康面などの食の制約情報を比較解析する仕組みを作り、2月下旬より社内レストランにおいて有効性を評価するというもの。CAN EATのサービスは、利用者が持つ食の制約情報をレストランに伝える際に利用される。
NTTデータの社内レストランで実施する食の領域における試行実験において、食べられないものなどの食事嗜好を事前に登録して友だちや飲食店にシェアできるサービス「CAN EAT」が活躍。今回の取り組みは、NTTデータが主催するオープンイノベーション活動「豊洲の港から」を通じて協働に発展したものとなる。本実験は、NTTデータが推進する「消費者と食の提供側をデジタル技術でつなぐ統合的なプラットフォームの検討」における取り組みの一環として行われる。「消費者が安心して食べられる環境作り」をテーマに、飲食店の料理の原材料情報と、消費者の食物アレルギーや宗教等による食の制約情報を比較解析することで、一人一人が安心して食べられるメニューを探しやすくする仕組みを試行実験する。
試行実験は2月25日~3月31日実施される。