2020年03月12日 15:01

Sansanは、クラウド名刺管理サービス「Sansan」の新たな事業戦略として「Sansan Plus」を発表した。
Sansanは2007年より、名刺が持つ本来の価値に注目し、名刺管理サービス市場をゼロから開拓した。以前より、名刺管理のみならず、企業情報やニュース提供など名刺を起点としたデータをサービスに追加してきた。ユーザー企業からは業務効率化を図れているという声があったが、企業が必要とするニーズは広がっており、それに対し十分な価値を提供するためには、同社のみならず、あらゆるシステム・データを持つ企業からの協力が必要と判断し、この構想に至った。
「Sansan Plus」は、「名刺管理から、働き方を変える」をメッセージとして掲げるSansanが提案する、業務効率化やデータ価値の向上を行うビジネスプラットフォーム。今回、「Sansan Plus」では、Sansanが作る正確な名刺データのもと、パートナー企業とともに様々なアプリケーションの提供と、社内に蓄積するあらゆるデータの整備や、デジタル活用のコンサルティングを行う。「Sansan Plus」により、Sansanユーザーは、法務や経理、コンプライアンスなど専門部門だけが持っていたデータを名刺から検索することで、長時間を要していた業務の短縮を図ることができるほか、営業活動に活用できるなど、あらゆる業務をデジタル化し、最適化することが可能となる。