2020年03月11日 17:12

栃木県佐野市は、「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」を3月10日より始動し、「佐藤の会」を発足した。

「佐藤」姓は、平安時代に佐野で活躍し、平将門の乱を鎮めたとして知られる藤原秀郷(ふじわらのひでさと)公の末裔であることを表すために、「佐野の藤原氏」で「佐藤」とする説が有力とされている。このような由来を活用し、佐野市では「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」を展開して、全国的な人口減少、少子高齢化が進行する中で、関係人口を拡大させて、地域振興の創出につなげる。

「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」は、佐野市の新しい関係人口の拡大を目的に、佐藤さん始まりの地とされる唐沢山城跡を、全国の佐藤さんとともに聖地化していく「佐藤の会」を発足。また、新しい地域振興の創出につなげて佐野市を活性化させるために、2021年度から佐藤さんと佐野市民をつなぐ接点を創出していく予定だ。

佐野市は人口11万7914人(2月1日現在)が暮らす、都市と自然が調和したまち。栃木県の南西部にあり、東北自動車道と北関東自動車道が交差する交通の要衝に位置している。佐野市では、新たな切り口となる「佐藤さんのふるさと」づくりを推進することで、全国約200万人の佐藤さんや、この取り組みに関心を持った人々とつながり、「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」を通して、藤原秀郷公が残した歴史・文化的財産や、佐野市の魅力を発信していく。

「佐藤の会」公式ホームページ