2020年03月11日 16:43

グローバル人材に特化した人材紹介会社 エンワールド・ジャパンは、同社のサービス登録者で、現在、正社員で働いており、英語レベルが「ビジネス」以上の人を対象に「英語の学習法」についてアンケートを行った。
まず「どの様に英語を習得したか。」と尋ねると、第1位は「国内の職場・仕事」(20%)、第2位「海外留学(在学時)」(17%)、第3位「海外勤務」(14%)となり、上位3位のうち2つが仕事現場という回答となった。
「現在の英語力を習得するまでに要した時間」は、第1位が「5年以上~10年未満」(28%)、第2位「3年以上~5年未満」(22%)、第3位「10年以上~20年未満」だった。第1位から第3位までの合計で「3年以上」と回答している人が7割となり、多くの人は、ビジネスレベルの英語を習得するのに、少なくとも3年を要していた。
英語力の向上に「効果があった学習法」「効果が感じられなかった学習法」をそれぞれ尋ねてみると、「効果があった学習法」の第1位は、「仕事の実戦で英語を使う」(79%)、第2位「英会話(対面)」(57%)、第3位「英語のネイティブスピーカーと友達になる」(45%)となり、日々の仕事の中で英語を習得している人の割合の高さがうかがえる。
一方、「効果が感じられなかった学習法」は、同率1位で「参考書(文法・長文読解など)」、「単語帳(単語の集中学習)」(同33%)、第3位「英語の資格習得(TOEIC、TOEFLなど)」となり、座学よりも人とのコミュニケーションの中で学ぶ方が、英語学習効果が高いと感じられていることが分かった。